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「ソーラーシステムを　”どの傾斜角で”　”どの方位に”　向けたらどれだけ発電できるか」
iPhoneを太陽電池アレイに見立てて”設置”することで、発電量シミュレーションができます。

太陽光フレアが中心に収まりピカッと光った角度が、その地点での最も発電量が多くなる最適傾斜角です。

設置方位角、傾斜角における年間の予測発電量と発電金額（全量買取価格）を『JIS C 8907:2005 太陽光発電システムの発電電力量推定方法』に則ってシミュレーションします。

画面最上部にはiPhoneの向きより実測した方位角(真南が0°)、傾斜角を表示、発電量算出用データ欄にシミュレーションに用いた方位角、傾斜角が表示されます


アプリはGPSと地磁気センサをもとにした電子コンパスから精度の高い方位を取得しますので「現在の位置情報を許可」して下さい。
また、金属屋根や架台は電子コンパスの干渉があるため、一旦屋根や架台などに載せて設置角度を確認してから、空中で設置方位を決める方法が良いと思われます。


・太陽光発電システム設定項目

　　最初に使用するときは最低でも設置地点とモジュール標準出力・設置枚数、設置形態を設定しましょう。

【設置地域／地点】　日本全国から地域を選んで最も近いと思われる地点を選択して下さい。
【太陽電池モジュール標準出力】　太陽電池モジュール１枚あたりの公称出力を入力します。（製造業者の仕様書、技術資料に記載の標準試験条件における出力）
【モジュール設置枚数】　アレイを構成するモジュールの枚数を入力します。
【アレイ設置形態】　温度補正係数Kptを決める要素となります。アレイの設置方式により「架台設置形」「屋根置き形」「建材一体形」から選択します。
【基本設計係数K'】　システム全体の効率を決める要素で、「系統連系形」「独立形」「蓄電池有無」等で異なります。初期値：0.756
【最大出力温度係数】　温度補正係数Kptを決める要素となります。温度上昇による出力低下を表しますが、通常結晶系で-0.40%/℃～-0.50%/℃ですが、最近のHIT系では-0.30%/℃～というのもあります。
【発電(買取)単価】kWhあたりの発電(買取)単価を入力します。



本データの一部は独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）帰属の日射量データを利用して作成されておりますが、本シミュレーションの結果に関わることによるいかなる不利益や損害・損失（金銭的、物的、人的、精神的、社会的など全てを含む）について、何人も責任を問われることはなく、また責任を負うことはないとします。

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月ごとの発電量および発電電気料金の累計を表示するグラフを追加しました。「ｄ（データ）ボタン」で表示できます。
方位角／傾斜角の違いによる発電量の変化を、ダイナミックかつビジュアルに確認できます。

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